モデルの全体像
IAM|Integration Axis Model は、
人の内側で起きている変化を、ひとつの性格やタイプだけで説明するのではなく、複数の層から立体的に理解するためのモデルです。
人は、いつも同じ状態で反応しているわけではありません。
安心している時。
警戒している時。
役割に適応している時。
本音を抑えている時。
自分の内側を観察できている時。
より統合された状態から選び直せる時。
同じ人でも、状態が変われば、見える世界も、選ぶ行動も、他者との関わり方も変わります。
IAMでは、その変化を「状態遷移」として捉えます。
IAMを構成する5つの層
1.神経ドライブ
人が何に向かって動きやすいのか。
何に反応しやすいのか。
どんなエネルギーの方向性を持っているのかを見る層です。
IAMでは、主に4つの神経ドライブを扱います。
ドーパミン。
オキシトシン。
セロトニン。
ノルアドレナリン。
これらは、単なる性格分類ではなく、その人の行動や反応の背後にある力の向きを見るための軸です。
2. ステート
ステートとは、その人が今どの状態にいるのかを示す層です。
人は、防衛している時と、安心している時では、まったく違う反応をします。
同じ人でも、ある場面では冷静に考えられるのに、
別の場面では過剰に引き受けたり、閉じたり、攻撃的になったりすることがあります。
IAMでは、その違いを「性格」や「個性」の問題として固定せず、
今どのステートに移行しているのかとして見ていきます。
3. ポジション
人は、単体で反応しているだけではありません。
家族、職場、チーム、親子、パートナーシップ。
その関係性の中で、どんな位置に置かれているかによって、出てくる反応は変わります。
調整役になる人。
引き受けすぎる人。
見えないところで場を支える人。
責任を背負わされる人。
逆に、責任から離れようとする人。
IAMでは、その人自身の傾向だけでなく、関係性の中で担っているポジションも見ていきます。